ストロークハーベスタの優位性

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ストローク式とローラー式の比較

ストロークハーベスタ 25SH II

ローラーハーベスタ 26RHIII

重量
920kg
1,010kg
最大切断直径
670mm
650mm
送材力
65kN
23kN
動き
旋回せず、ストロークの強い送材力で玉切りを行う
油圧ショベルの旋回とフィールドローラーを動かし
勢いで玉切りを行う
強みを発揮する現場
旋回しづらい場所、狭い作業路
枝が太い山林、安全が確保しにくい所
広い場所、広い作業路
メンテナンス
送材力が強い分、振動も大きいが、日常点検でクリア可
比較的、故障が少ない

険しい現場ほどストローク式の強い送材力が生きてきます

皆伐の現場が南向きの斜面の場合、全体の1~2割は幹や枝が太い木です。

ローラーハーベスタであれば、途中でヘッドが止まるため、キャビンを降り、手持ちのチェーンソーでの枝打ち・玉切りになります。

所要時間は1本あたり5~10分。20本あれば、100~200分がかかる計算。しかも、丸太が転がり出すこともある危険な作業です。

これが、ストロークハーベスタであれば、ローラー式より2~3倍の送材力があるため、キャビンを降りず安全に作業ができます。

傾斜区分の割合と適正機種

傾斜区分

面積

割合

適正機種

0 〜 15度
約200万ha
20%
RH・SH
15 〜 35度
約500万ha
50%
SH
35度以上
約300万ha
30%
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